配当株投資入門

あなたは資産をお持ちでしょうか。

 

「銀行預金ならあるよ。」
「持ち家が資産だよ。」
「不動産に投資していて、毎月家賃が入ってくるよ。」
「株を持っているよ。」

 

いろんな答えが返ってきそうですが、ここで言う「資産」とは、「あなたのポケットにお金を入れてくれるもの」。

 

そうです。ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん 貧乏父さん」で言うところの資産です。

資産:「あなたのポケットにお金を入れてくれる」
負債:「あなたのポケットからお金を奪っていく」

 

配当株は、あなたの資産

 

既にお気づきの通り、配当株は、「資産」に属するものです。

 

なぜなら、「配当金」と言う形であなたのポケットにお金を入れてくれるからです。

 

では、「配当金」とは、いったい何でしょうか。

 

それは、「会社が儲けたお金の一部を株主に支払ってくれるもの」です。

 

・配当株は、あなたにとって、「資産」
・配当とは、 「会社が儲けたお金の一部を、株主(あなた)に支払ってくれるもの」

 

一般的に、会社は、売上から仕入や人件費などを引いた、「利益」を産み出します。

 

では、この利益はどのように使われるのでしょうか。
・さらなる成長を求めて、設備投資や研究開発に使う。
・会社内部に貯め込んでおく。
・配当金として出資主としての株主に還元する。
・...
などなど、その会社の方針により、様々です。

 

起業して間もない若い企業であれば、まだまだ大きな成長を目指して、設備投資や研究開発に回すでしょう。そういった会社の株主は、配当金と言う形で分配されるよりも、さらなる投資に使ってもらって、より大きな利益を生み出してくれる会社に成長してくれることを期待して株主となっている訳で、こういった会社は配当に回すお金はゼロとなります。

 

一方で、業績も安定していて、ある程度の内部に貯め込んだお金もあるし、利益の一部を株主に配当と言う形で還元しようとする会社が、日本にもたくさん存在します。これらの配当と言う形で株主に還元する会社の株を資産として保有するのが、配当株投資の基本となります。

 

株主への還元と言えば、他に「株主優待」と言う形で、自社商品や金券などを頂ける会社もあります。

 

ここで言う配当株とは、あくまで「現金」という形で配当を頂けるものに限ってお話しています。

 

株主優待株にも、配当株にも、それぞれ良いところがあり、そのテーマは、またの機会に譲るとしましょう。

 

・配当株は、あくまで、現金という形で、配当金を頂けるものに限る。
・株主優待株のお話は、また別の機会で。

 

憧れの資産株

 

あなたは、「資産株」という言葉をご存知でしょうか。

 

初耳であれば、是非、GoogleやYahooなどの検索サイトで、「資産株」と検索してみてください。

 

資産株とは、一般的に、業績や財務が安定していて、通常は「配当」という形で利益を還元してくれる会社の株式を言います。

 

大きく値上がりを期待するのではなく、長期に渡り、配当金を受け取っていく。資産株としての保有では、日々の株価の動きを気にすることなく、また、市場全体が暴落した場合でも手放したりはしません。業績や財務が安定している以上、毎年、安定的に配当が支払われるからです。長期に渡って資産として保有し続ける、それが資産株です。

 

いかがでしょうか。

 

配当株で資産形成

 

資産株と配当株は、とてもよく似ています。そして、実際に配当株は資産です。

 

しかしながら、ここでは、資産株は資産として保有している株式のことで、配当株投資は配当と言う点に着目した投資スタイルと考えています。

 

どちらかと言うと、会社の業績や株価から割安性に着目して投資する「割安株投資」や、会社の成長性に着目して投資する「成長株投資」などの投資手法・投資スタイルと同じような位置づけとして、「配当」に着目して投資することを「配当株投資」としてみると、いろいろとノウハウや投資テクニックなど、工夫する余地が出てきます。

 

金持ち父さんは「不動産投資」で資産を形成しましたが、別に不動産じゃなくても、「配当株投資」でも良いわけです。無理に「配当株投資」を煽るつもりはありませんが、特に人生後半において、配当株投資は資産形成の1つの手段と成り得るものです。

 

・配当株投資は、「配当」と言う点に着目した株式投資のスタイル。
・知識、ノウハウやテクニックも必要。

 

このサイトでは、そのような配当株投資に関するポータルサイトですから、様々な情報を提供しています。ご参考にしてください。