配当株ポータル

今回は、お目当ての配当株の銘柄を、「いつ買うのが良いタイミングか」、についてです。

 

「そんなの株価が底で、これから上がるタイミングに決まってるじゃん。」

 

そんなタイミングが分かるなら、今頃は億万長者で、株式投資で苦労なんてしてないですよね。

 

ここでは、配当株と言う観点で、現実的な投資タイミングを考えてみたいと思います。

 

相場全体が調整下落して、その銘柄も連れ安した時は狙い目

 

1つは、相場全体が調整下落して、その銘柄も連れ安した時です。

 

株式相場というものは、時々、過熱して、大きく上昇する時があります。一方で、経済・景気の先行き不安で悲観的になり、大きく下がる時もあります。相場と言うものは、上がったり下がったりを繰り返しながら、時を経ていくものです。

 

配当株への投資を行おうとしている時点で、業績・財務が安定しており、内部に貯め込んだ利益もある、余裕のある会社を選んで投資しようとしているはずですから、経済・景気に対する耐性は強く、相場の気まぐれな上げ下げなど、どうってことないわけです。

 

逆に、毎年安定的な利益、そしてその利益の一部を配当しようとしている会社の株価が、相場全体が下落したことにより、それに連れて安くなった場合は、安く買えるチャンスとなります。

 

株価が安く買えるということは、配当利回り計算式の分母となる株価が小さくなるので、配当利回り(%)は上昇します。つまり、配当株しての魅力が増すのです。

 

例えば、毎年1株当たりの配当が45円の会社の株価が1000円であった場合、利回りは

配当利回り(4.5%) = 1株当たりの配当金額(45円) ÷ 株価(1000円) ×100

ですが、株価が相場全体に連れ安して、株価が900円に下落した時に買えば、

配当利回り(5.0%) = 1株当たりの配当金額(45円) ÷ 株価(900円) ×100

となります。

 

繰り返しになりますが、毎年安定的に利益と配当を出している会社の株が、相場全体に連れ安すると、配当株としての魅力が増すので、投資するのは良いタイミングとなります。

 

相場全体とは、難しく考えなくても、良く目にする「日経平均株価」で良いでしょう。ニュースなどで、日経平均株価が調整して安くなった時に、お目当ての配当銘柄も安くなっていれば、良い投資タイミングと言えます。

 

配当の権利落ち日に好んで買う人も多い

 

あなたは、配当株は、配当の権利日の直前に買うのが良いタイミングだと思ってはいないでしょうか。

 

実は、配当の権利落ち日に好んで買う人も多いのです。権利落ち日、つまり、前日が権利付き最終日で、この日に買っても、その決算期の配当をもらう権利はない日です。

 

なぜ、権利落ち日に買うかと言うと、配当落ちと言って、配当金分ぐらいは株価が下がるからです。その決算期の配当を貰えませんが、ずっと保有していれば、当然、次回からは毎回もらえます。少しでも安い株価で取得して、長きに渡り配当を貰う続けることが出来るというわけです。

 

一般的に、配当権利日の2~3ヶ月前から配当狙いの買いが入り出して株価が上昇を始めるとかも言われたりもしますが、株価の動きに確実なことなどありません。逆に、権利落ち日だけは確度の高い、株価を安く買えるチャンスとなります。

 

1つ注意すべきことは、さらに逆に、権利落ち日狙いの買う人も多いわけですから、あまり株価が下がらない場合もあります。したがって、権利落ち日当日にこだわらず、権利落ち日から数日の間に、株価が配当利回りに対して相応に下落した時を狙って、納得のいく価格で指値注文など入れておくと、変に振り回されることなく、また後悔なく、配当株を取得することが出来ると言えます。

 

それ以上は、経験を積んでから、配当株投資の枠を超えて

 

さて、これまで、初心者向けに配当株への投資タイミングとして、
・相場全体が調整下落して、連れ安になった時を狙う
・権利落ち日以降に安くなる時に狙って指値を入れて買う
を、お話してきました。

 

他にも良い投資タイミングがあるのでしょうか。

 

あるにはあるのですが、それ以上は、もっと株式投資へに経験を積んでから、そしてまた、配当株投資の枠を超えて、別の知識とテクニックが要求されてきます。

 

例えば、
・株価チャートを分析して、押し目とか、上放れのタイミングで投資とか。
・業界や会社を分析して、将来、売上や利益を大きく伸ばしていくであろう会社の株を買うとか。

 

そうなってくると、もはや配当株投資と言う観点での投資ではなくなってきます。

 

これから投資法は、もっと株式投資の経験を積んでから、もっと別の観点で、取り組んでいくと良いでしょう。