配当株投資入門

あなたは、配当株投資に何を求めるでしょうか。

 

あなたは、どのようにして、このページに、辿り着いたのでしょうか。

 

「配当生活を送るためだよ。」
「退職金が入ったので、配当株投資でも始めようかと。」
「銀行定期の代わりに、資産を配当株で運用しようと。」
「FXで為替を追いかけるのは疲れるので、ゆっくりと配当株投資でもと。」
「スイングトレードで、値上がり・値下がりを狙ってみたが、上手く行かないので。」
「いつまでもデイトレなんて、やってられないよ。」
「やっぱりインカムゲイン、不労所得だよ。」
「公的資金では不安なので、自分年金作りのために。」

 

知識だけでなく、経験やスキルが必要

 

「配当株投資も、株式投資の1つですから、それ相応の知識や経験、そしてスキルが必要」となります。

 

例えば、ピアノを始めるぞとなった場合、直ぐには上手く弾けないですよね。

 

それが、何故か、株式投資となったとたん、直ぐに上手く売買出来ると信じてしまうのが、株式投資の不思議なところです。

 

流石に、ピアノは、極端な例でしたか。

 

では、例えば、料理が出来るようになるぞと言った場合、最初は上手く行かないで、失敗ばかりですね。

 

料理ぐらい出来ると思っていても、実際にやってみると上手く行かない。知識はあって、どのようにやれば良いかも知っているんだけれども、実際には最初は上手く出来ない。経験や腕前(スキル)がないのですから、料理は仕上がったとしても、美味しくないわけです。

 

これは株式投資でも同じですが、そこにはやはり知識だけでなく、経験やスキルが必要となりましょう。

 

料理であれば不味い料理が出来上がったとしても、勿体ないので我慢して食べれば良いだけですが、株式投資で上手く行かないと、大切なお金が減って行くことになります。

 

少額なら始めるなら良いのですが、いきなり大金を投入して失ってしまうことだけは避けましょう。

 

人生後半に活きてくる配当株投資のスキル

 

あなたが、大学を卒業して社会人になりたて、ボーナスを株式投資で殖やしてやろうと躍起になっているとします。

 

ここで、あなたは、配当株に投資するでしょうか。いや、そんなことはしないですよね。

 

もっと成長性のある若い会社の株に投資するのではないでしょうか。

 

配当金ではなく、値上がりを期待して、株式投資を始めることでしょう。

 

やがて時が過ぎ、株式投資もかじった、そして、値上がりを期待して買っても、そう上手く行くわけでも無いと悟った。

 

株式投資に回せる余裕資金も、多くはないが、あるのだが、どうしたものか。

 

仕事も忙しいし、趣味や家族との時間も取りたいとなってくれば、1つの選択肢は、配当株投資となることでしょう。

 

やがて、さらに年月が過ぎ、今度は、早期リタイアに興味を持ち、老後の心配もしなくてはならなくなってきます。

 

公的年金だけでは不安ということではれば、自分自身の手で老後の生活費を補うための「自分年金」を考える必要もあります。

 

そうなってくると、配当金を貰える配当株への投資にますます興味を持つことでしょう。

 

別に、個別株式への投資ではなくても、投資信託みたいな商品でも構いませんし、それが普通なのでしょう。

 

しかし、あなたは、このサイトに興味を持ってみているのですから、個別株への投資として、配当株投資に興味を持っていることでしょう。

 

配当生活は、いつからでも出来る

 

あなたは、配当生活というのは、大金が必要で、全ての生活費を配当金でまかなうものと思い込んでいませんか。

 

「完全なるリタイアで、配当金だけで生活できる」ことを「配当生活」と定義するのであればそうなのですが。

 

一方で、「本業とは別に配当収入がある生活」や、「年金の他に配当収入がある生活」を送っていらっしゃる方も多くいます。

 

「配当生活」を「配当金収入がある生活」にまで、広げて見ると、また違った景色が見えてきます。

 

「今月は、配当金収入があるので、旅行にでも行こう。」
「うちの光熱費は、配当金でまかなっている。」
「年間50万ぐらいの配当金を受け取っている。」
「保有している配当株が値上がりして、大きな含み益になっている。」

 

あなたは、会社を退職してから、退職金で配当株投資を始めようと考えているかも知れません。先の例で申し上げた通り、配当株投資でも、経験とスキルが必要で、直ぐに上手く行くものではありません。

 

短期的に集中して取り組んだとしても、相場と言うものは長いスパンで相場環境が変わっていくもので、数年に一度の暴落も経験せずに、経験とスキルが、身に付いたと言えるでしょうか。

 

配当株投資と言えど、早いうちから始めるのが一番です。社会人になりたての頃とは言いませんが、ビジネスも、投資も、相応に経験した人生の後半において、必要となってくる、そして、老後まで活きてくるのではないでしょうか。

 

配当を貰いながら、株式投資として、値上がりも狙うことも

 

ここまで、配当株投資を配当を貰うことだけを目的にしたようにお話してきましたが、配当株投資も株式投資ですから、買った銘柄が値上がりもすれば、値下がりもします。

 

配当を貰いながらも、株式投資のダイナミズムとして、値上がりも狙うことも可能でしょう。実際に配当株投資のベテランとなってくると、株式投資としての経験やスキルも上がってきますので、配当株へ投資しながらも、値上がりを狙っている方も多くいらっしゃいます。

 

例えば、

 

「この銘柄は、配当魅力だけでなく、優良で割安なので、いずれ値上がりするだろう。実は、配当を貰いながら、値上がりも狙っている。」

 

とか、あるいは、

 

「複数の配当株に分散しながら、その中でも特に値上がりも有望な銘柄があった場合は、多めに買っておいて、値上がりを狙っている。」

 

など。

 

配当株投資は、貰える配当金額だけでなく、会社の利益や業績、配当利回りの計算式の分母となる株価を意識しながら、投資するわけですから、まさに株式投資なのです。

 

そして、配当株投資は、一生モノのスキルとなることでしょう。