配当株ポータル

あなたは、「ダウの犬投資法」をご存知でしょうか。

 

「名前ぐらいは聞いたことがあるよ。」
「NYダウ構成銘柄の高配当上位10社に投資するんだよね。」
「配当株投資の戦略の1つだよ。」
「負け犬って話だけど。。。」
「日本株ではどうなの?」

 

配当株投資を行う上で、この「ダウの犬投資法」は知っておくべき戦略の1つです。

 

最初に言っておきますが、この「ダウの犬投資法」を実践しましょうと言っているのではありません。配当株投資家としては、知っておくべき内容で、参考になりますよと、申し上げているだけです。

 

「ダウの負け犬」戦略

 

まず、「ダウ」とは、いわゆる「NYダウ」、ダウ工業株30種平均指数のことで、アメリカの優良企業30銘柄で構成されています。

 

わずか30銘柄ですから、相当絞り込まれた優良な銘柄ってことになります。

 

ダウの犬投資法は、とても単純です。

  • NYダウ構成30銘柄の中から、配当利回り上位10銘柄を買う。
  • 各銘柄への投資金額は、均等に(同じ金額)なるようにする。
  • 1年後に、また配当利回り上位10銘柄を見て、10位から落ちた銘柄を売って、10位に入った銘柄を買うことで、銘柄を入れ替える。
  • 毎年同じように銘柄入れ替えを行う。

この戦略がかなり良いパフォーマンスを出しているという内容です。

 

もちろん、優良配当銘柄ですから、相場がイケイケの時には、他のS&P500指数などと比べて成績は落ちるでしょう。逆に、相場が軟調な時にはディフェンシブな効果が期待出来るでしょう。

 

この戦略の面白いところが、「負け犬」とも言われているところです。

 

「え、勝ち犬じゃないの?」と思われるかも知れません。

 

では、なぜ「負け犬」と言われているのでしょう。

 

それは、配当利回り上位10銘柄は、株価が低迷しており、人気が無い銘柄であるということで、そう呼ばれているようです。

 

つまり、勝ち犬(勝ち組)であれば、人気が出て、株価は上昇して、配当利回り10位には入らないでしょうと。

 

一方で、負け犬は、割安放置されており、配当利回り計算上の分母である株価が比較的安いということです。

 

前提として、NYダウ構成銘柄ですから、超優良な企業の銘柄な訳ですから、余程のことが無い限り、大きく崩れるリスクも少ない。

 

つまり、割安放置で優良な配当株を買って、人気が出て値上がりして利回りが下がったら(相対的に割高になったら)売って、別の割安放置で優良な配当株を買う戦略と言えます。

 

「ダウの犬投資法」日本版

 

では、NYダウではなく、日本市場ではどうかと言うことになります。

 

一般的には、ダウの犬日本版では、TOPIXコア30指数の構成銘柄が使用されています。TOPIXコア30とは、東京証券取引所の市場第一部全銘柄のうち、時価総額、流動性の特に高い30銘柄で構成された株価指数です。日本を代表する銘柄ですので、NYダウ30に近いと言えるでしょう。

 

このTOPIXコア30を使った日本版ダウの犬投資法が、いろいろなところで検証が行われており、概ねNYダウの犬と同じように、日本版でも有効という結果となっています。

 

ちなみに、以下のページで、TOPIXコア30構成銘柄が、配当利回り順で、見れます。

 

さて、あなたは、これを聞いて、「ダウの犬投資法」を実践するでしょうか。

 

日本版で実践するでしょうか。

 

きっと、「相対的割安優良配当銘柄への逆張り」戦略としては、参考になることでしょう。

 

しかし、やはり数年の期間を経て初めて結果が出るということもあり、絶対的なものではありません。

 

かなり世間に広まった戦略であるため、その優位性が薄れているという話も聞きます。

 

始めたとしても、途中で疑心暗鬼となり、止めてしまうことになるのではないでしょうか。

 

やはり戦略としては知っておくべきですが、あなたが投資する際に参考とするぐらいが、程良いのではないでしょうか。

 

何よりも、候補銘柄の洗い出しには役立てたとしても、あなた自身の判断・実力で、実際に投資する銘柄を選択できるようになって欲しい。

 

 

 

「ダウの犬投資法」に関しては、書籍も出版されていますので、ご参考に。